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KIKOERU
ジュリアーニさん。
ジュリアーニさん。
2024年7月22日
1806年、イタリアからある若きギタリストがウィーンへやってきました。名前はマウロ・ジュリアーニ。彼の作品は、現在も私たちにとって重要なレパートリーとなっています。ジュリアーニは1818年までウィーンで活動していました。作曲をして自ら初演し、ギタリストとして高い評価を得ていたそうです。今年のリサイタルでは、彼が1808年、27歳の時に作曲したソナタOp.15を演奏させていただきます。クラシカルな形式と豊かなダイナミクスを備えながら、どこか「これから成功してやるぞ!」と言わんばかりの若きジュリアーニの気概も感じる事ができる素敵な曲です。
奏
シュタットパークにて photo by 奏
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